事故に遭った場合やバイクを倒してしまった場合など、
各社対応がさまざまなので詳しく説明いたします。
レンタルバイクやレンタカーは手軽に借りることができますが、リスクもともないます。
対人、対物、搭乗者傷害保険は補償金額に差があるものの各社加入済みですが、レンタルバイク本体を修理するための保険（車両保険）については補償料込みのところと、別途補償料を支払い加入するところと、車両補償の設定をしていないところにわかれます。
たとえば修理費用20万円の場合：
| 車両保険の有無 | 加入料の有無 | 自己負担 | | 車両保険付 | 加入料無し | 免責金額のみ
(当社5万円) | 免責金額のみ
(他社1000cc超10万円、1000cc以下5万円) | | 車両保険別途 | 加入料別途
1日3,200円 | 免責金額のみ
(1000cc超10万円、1000ccc以下5万円) | | 未加入の場合 | 修理費用20万円 | | 車両保険設定無し | － | 修理費用20万円 |
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事故相手のクルマや物に対する対物保険は各社免責5万円が設定されています。
相手のものに対する賠償額が、100万円でも自己負担は5万円で済み5万円以下であれば、その修理費用が自己負担となります。 但し、過失割合によって自分の過失分の負担が必要な会社もありますので、説明を良く聞く必要があります。
その他に営業補償やノン・オペレーション・チャージなど言い方は様々ですが、修理期間中は貸出ができなくなるため、営業損害の補償が請求されます。
当社ともう1社は自走で返却された場合3万円、レッカー搬送の場合5万円+搬送距離超過分。
その他、最大レンタル費用の4日分や1日17,000円×修理日数など各社さまざまです。
レンタカーには免責補償という対物と車両保険を利用する際に発生する免責額を免除するシステムが浸透していますが、レンタルバイクは免責補償をすると会社の負担が大きくなるため設定がない会社がほとんどです。
当社はレンタカーも取り扱っているので、レンタルバイクにも免責補償制度を任意加入できるようになっています。
では、実際にどのくらいの費用がかかるかシュミレーションしてみます。
バイクはGSX1300R ハヤブサ
駐車場に止めた時に足が滑ってまさかの立ちゴケ、隣に止まっていた車のボンネットとフェンダーをへこましてしまいました。
バイクの修理代は25万円くらい。車の修理代は30万くらい。
走行には支障がなかったので自走して返却。
当社で免責補償に加入せずレンタルした場合、対物5万、車両5万の免責負担に営業補償3万で総額12万円かかってしまいますが、免責補償に加入していれば、免責分は免除されるので、3万円で済んでしまいます。
もし、他社で車両保険未加入だった場合には、25万円+5万円+営業補償で38万円くらいかかってしまいます。 車両保険に加入していた場合でも、10万+5万+営業補償で23万くらいかかります。
車両保険の設定がなく、過失割合分自己負担の会社の場合には25万+30万+営業補償？で55万以上かかってしまいます。 しかも、レンタル料金以外に保険料を負担する1500円が別途かかるようです。
レンタルバイクを利用する際は、レンタル料金の他にかかる費用と、保険がついているというだけで安心せずに、万が一の事故の際どの程度自己負担が発生するのかをしっかり確認してリスクを回避して楽しんで下さい。
